History

井元産業の歴史

Our Steps

井元産業のこれまでの歩み

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名古屋市東区飯田町に
井元商店を創業

名古屋市東区飯田町に井元商店を創業

1897年、創業者の井元為三郎は、名古屋市東区飯田町に井元産業株式会社の前身である井元商店を創業しました。
陶磁器の素地を仕入れ、絵付け・焼成を行い完成させた製品を輸出する加工完成業者としてスタートした井元商店は、次第に販路を拡大し、サンフランシスコやニューヨーク、アジアの各地に支店・出張所を設けるまでに成長しました。

名古屋市東区飯田町に井元商店を創業
撞木館について 撞木館について
橦木館について

井元為三郎が大正末期から昭和初期に建てた邸宅が、現在「文化のみち橦木館」という名称で、昭和初期の歴史や文化を伝える建造物として一般公開されています。平成8年に名古屋市有形文化財、平成20年3月に景観重要建造物に指定されました。

02

井元産業株式会社として
再スタート

順調に事業を拡大していた井元商店でしたが、第二次世界大戦が勃発したことによりすべての在外拠点が接収されてしまいます。
度重なる苦難にもめげず成長を続けた井元商店は、1944年に商号を井元産業株式会社に変更すると、戦後は陶磁器の受注生産のほか、食器や雑貨など自社以外の製品も取り扱い、海外のバイヤーに魅力的な日本製の商品を輸出していました。

貿易部門の独立と輸入事業の強化

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貿易部門の独立と
輸入事業の強化

貿易部門の独立と輸入事業の強化

時代の流れにより陶磁器の完成加工業が下火となる一方、積み上げてきた貿易業のノウハウから貿易業に力を入れ始め、1967年に貿易部門を独立しました。
1983年には本社社屋を建設し、1985年のプラザ合意を機に輸入業・国内販売を強化したことを皮切りに、輸出入業を主軸として成長を続けました。

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苦境を乗り越えて迎えた
創業100周年

苦境を乗り越えて迎えた創業100周年

時代が平成に移ると、メインバンクの破綻やアジア通貨危機の発生など、弊社を取り巻く環境が大きく変化しました。
このような苦しい状況の中でも、輸入事業を主軸にした事業展開で社員が一丸となり苦境を乗り越え、1997年には創業100周年を迎えることができました。

苦境を乗り越えて迎えた創業100周年
輸出事業を強化し更なる成長を目指す

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輸出事業を強化し
更なる成長を目指す

輸出事業を強化し更なる成長を目指す

創業120周年を迎えた2017年には、更なる輸出事業の拡大を目指し、越境ECを活用した輸出業をスタートしました。また、従来の食器・キッチン用品に加え、農具・工具や雑貨など高品質で多種多様な日本製品を取り扱うことで、積極的に輸出事業の販路を拡大しています。
長年培った貿易ノウハウと時代に即した柔軟かつ挑戦的な事業展開で、これからもお客様の輸出業・輸入業を手厚く支援します。

History

沿革

1897

名古屋市東区に井元商店を創業

1917

井元商店から合資会社井元商店に組織変更

1920

シンガポールに南洋商行を設立

1921

アメリカ・ニューヨークに
井元ブラザーズ・インコーポレーションを設立

1935

合資会社井元商店にから株式会社井元商店に組織変更

1941~1945

第二次世界大戦勃発により全ての在外拠点が接収

1944

株式会社井元商店から井元産業株式会社に商号を変更

1950

シンガポール駐在員事務所を開設

1967

井元産業株式会社の各事業を井元産業株式会社・
井元総業株式会社・井元陶業株式会社の3社に分社化 ※井元陶業株式会社は、1982年12月に清算。

1975

シンガポール駐在員事務所をシンガポール支店に組織変更

1993

シンガポールにニッコー株式会社(石川県)との
合弁会社N&I ASIA PTE LTD.を設立

1997

創業100周年

2010

中国深圳に現地法人との合弁会社を設立(2013年閉鎖)

2017

創業120周年
越境ECによる輸出事業を開始